新築一戸建てが完成したら、引き渡し前に内覧会を行います。
内覧会とは、不動産会社や施工会社のスタッフが立ち会い、住宅の仕上がりを一つ一つチェックしていく、重要なステップです。
もしここで問題があれば、引き渡しまでの間に修繕してもらわなければならないからです。
今回は、新築一戸建ての内覧会で失敗しないためのチェックポイントをご紹介します。
新築一戸建ての内覧会は必ずココをチェックしよう!
新築一戸建ての内覧会は、一般的に1時間から2時間程度で終了しますが、ただ見て説明を聞くだけでは、気付くべき瑕疵や欠陥を見落としてしまうかもしれません。
加えて内覧会の後は、クリーニングや補修などをするため、引き渡し当日まで入れなくなるかもしれません。
当日までに図面や契約書などをしっかり見直し、チェックするポイントを押さえておきましょう。
▼チェック① 図面の確認
建物が契約時に受け取った図面の通りに建築されているか、仕様に基づいて内装が施工されているかの確認です。
契約時に追加オプションなどを希望した場合は、それが反映されているかもチェックしましょう。
▼チェック② 室内
・壁や天井、収納内部にいたるまで傷や汚れがないか
(壁紙のはがれや接着剤のはみ出し、タイルの欠け)
・ドアの開閉、窓の開閉がスムーズにできるか(動作の中で異音がしないか)
・手すりなどの設置物がしっかりと固定されているか
・床にきしみや傾きがないか
・床下に設置されている水道などの配管から水漏れをしていないか
(施工中の降水で溜まった雨水が残っていないか)
・トイレ、お風呂場、洗面所などの排水
(水がきちんと出るか、排水口へ流れるか、スムーズに排水されるか)
・建物外部の外壁や植栽、玄関へのアプローチなど
(塗装にひび割れがないか、植物が通り道を邪魔していないか)
・家具・家電を置くスペースの計測
(タンスや冷蔵庫のサイズ、カーテンレールの長さや窓の大きさなど)
▼チェック③ 屋外
・外壁や基礎部分にひび割れがないか
・工事が終わっていない箇所がないか
・隣人との土地の境目がはっきりしているか、共有になっているものがないか
新築一戸建ての内覧会に持参したいものとは?
内覧会で気を付けるべきポイントをチェックするにあたって、持って行くと便利なアイテムをご紹介します。
●懐中電灯
収納内部や床下などを確認する際に、懐中電灯で照らすとチェックしやすいでしょう。
また、新築一戸建てでは照明器具が揃っていないこともあるので、午後の内覧や、窓が無い部屋をチェックするときに役立ちます。
●メジャー
収納スペースの寸法や、カーテンレールの長さなどを測るために使います。
●水平器
床や建具が傾いていないかチェックする時には欠かせないアイテムです。
ホームセンターで入手できるレベルのものがあれば安心ですが、ビー玉やボールなどが転がるかで代用できますし、スマートフォンのアプリにも水平器があります。
●目立つ色のマスキングテープとカメラ
壁の汚れや傷など、気になるところにマスキングテープを貼っていきます。
テープに内容を書き込めば備忘にもなります。
また、貼った箇所はスマートフォンやデジタルカメラで撮影しておくと、後々まで信頼できる確認材料にできるでしょう。
●メモ・筆記用具
計測した寸法を図面に書きこんだり、メモしたりするためには欠かせないアイテムです。
新築一戸建ての内覧会での質問に関して
内覧会は、立会いのスタッフになんでも質問できるチャンスです。
少しでも不安な点があれば、スタッフに質問して解消することが、お客さまと不動産会社の双方にとって利益になります。
また、補修すべき箇所があれば、引き渡しまでに修繕が終わるのか、入居後の対応となるのかなど、スケジュールを明確にしておきましょう。
まとめ
今回は、新築一戸建ての内覧会のチェックポイントについてご紹介しました。
内覧会は、引き渡しの前に新居が問題なく完成したかを確認する、重要な機会です。
隅ずみまでチェックして、疑問や不満な点があれば、不動産会社のスタッフにその場で確認してもらいましょう。
私たちハウスコンシェルジュでは、名古屋市の新築一戸建て物件を取り扱っております。
不動産購入に関するご質問も承っておりますので、ご不明な点などございましたら、お気軽にご相談ください。
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