- この記事のハイライト
- ●不動産売却に関する総合的な相談先は「不動産会社」が適している
- ●不動産の価値に関する相談先は「不動産鑑定士」が適している
- ●不動産の登記や権利に関する相談先は「司法書士」が適している
不動産売却をお考えの際に、まずは誰に相談すれば良いのか悩んでいませんか?
不動産鑑定士や不動産会社、司法書士などさまざまな専門家がいますが、それぞれ専門的に扱う分野が異なるため、悩みに合わせて相談先を考えることが大切です。
そこで、不動産売却に関する適切な相談先と相談できる内容について解説します。
名古屋市の南区・港区・天白区・緑区・瑞穂区を中心に、名古屋市全体で不動産売却をご検討中の方は、ぜひ参考になさってください。
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目次
不動産売却において「不動産会社」に相談したほうが良い内容とは?
不動産売却をおこなう際に、不動産の査定や売却方法などを相談したいと考える方は多いでしょう。
また、所有している不動産をどのように活用できるのかなど活用方法も相談できると、スムーズに不動産売却を進めやすくなります。
このように、不動産売却に関する総合的な相談がある際は「不動産会社」へ相談することをおすすめします。
①査定や価格に関する相談
「いくらで売却できるのだろう?」「不動産の価格が知りたい」といった場合は、まずは不動産会社へ相談しましょう。
不動産会社は、これまでにいくつもの取引に携わっているため、経験で培ったノウハウをもっています。
不動産会社へご相談いただければ、無料で不動産査定をおこないます。
また、得意エリアの特性を熟知しているため、正確な査定額を算出することも可能です。
②売却方法に関する相談
不動産の売却方法には大きくわけて「仲介」と「買取」の2つのパターンがあります。
一般的な売却方法を指すのは「仲介」であり、不動産会社と媒介契約を締結し、個人の買主を探す方法です。
仲介は3~6か月の期間が必要ですが、市場価格と同様な価格で売却することができます。
一方で、買取は、不動産会社へ直接売却する方法です。
買取の場合は、仲介よりも売却価格は安くなるものの、短期間で売却できるメリットがあります。
それぞれメリット・デメリットがあるため、もっとも適切な売却方法を不動産会社と相談して決めましょう。
③活用方法に関する相談
不動産会社なら、適切な活用方法も相談することができます。
たとえば「所有している不動産があるが、何か活用できないか?」など、活用が難しい場合にも活用方法を相談することが可能です。
最適な活用方法がわかればターゲットも定めやすく、スムーズかつ戦略的に不動産売却を進めることができるでしょう。
不動産会社は基本的に相談料が無料であるため、不動産売却に関する総合的なことは不動産会社にご相談ください。
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不動産売却において「不動産鑑定士」に相談したほうが良い内容とは?
不動産売却をおこなうにあたって、不動産の価値が知りたい場合は、不動産鑑定士に相談すると良いでしょう。
不動産鑑定士は、不動産の鑑定や評価をおこなう専門家であるため、適正な価値を知ることができます。
また、不動産の価値を証明する「不動産鑑定評価書」の作成もおこなっています。
そのため、不動産の価値を知りたい場合や不動産鑑定評価書の作成を依頼したい場合は、不動産鑑定士に相談すると良いでしょう。
①不動産の価値に関する相談
不動産会社による査定価格は、経験や実績などに基づいて査定がおこなわれます。
一方で、不動産鑑定士による不動産の鑑定は、鑑定評価に関する法律に従って鑑定をおこなうのが特徴です。
そのため、より正確な不動産の価値を把握することができます。
ただし通常の不動産売却の場合は、不動産会社による査定で十分といえるでしょう。
不動産鑑定士による鑑定は、離婚時に財産分与をおこなうときや、関連会社間で不動産売買をおこなう際など、資産価値を証明しなければならない場合にが利用されるケースが多いといえます。
なお、不動産鑑定士による鑑定にかかる時間は、およそ2週間から1か月程度が一般的です。
また、不動産会社による査定と異なり、鑑定には費用が発生し鑑定評価額の金額によって異なります。
②不動産鑑定書の作成に関する相談
公的な書類として資産価値を証明したい場合は、不動産鑑定評価書の作成を依頼できます。
不動産会社による査定では、適正な価格の証明として使用することはできません。
その点不動産鑑定評価書は、相続時や親族間でトラブルになった際に、公的な書類として裁判所でも利用することが可能です。
不動産の鑑定を依頼すれば、不動産鑑定評価書を作成してもらうことができます。
なお、不動産鑑定士が評価する不動産の価値は、実際の不動産売却の価格として必ず適したものとは限りません。
売却価格はあくまでも売主と買主との合意で決まるため、不動産鑑定士による評価はあくまでも目安として捉えておくと良いでしょう。
前述したように、不動産売却の価格に関しては、不動産会社による実績や取引データに基づいた査定が有効です。
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不動産売却において「司法書士」に相談したほうが良い内容とは?
不動産売却時に欠かせない手続きの1つに「登記」があります。
登記に関する相談や不動産の権利についての相談先としては、司法書士が適しているといえます。
司法書士は、不動産の登記作成や所有権の保存、抵当権設定・抹消登記、移転など登記にかかわる専門家だからです。
①登記手続きに関する相談
住宅ローン残債がある状態で不動産売却する際は、売却金でローンを完済して抵当権抹消登記をおこなわなければなりません。
抵当権は、住宅ローンを組んで不動産を購入した際に、必ず不動産に設定されています。
この抵当権を抹消しなければ、不動産売却することができません。
その際の抵当権抹消登記を司法書士へ依頼することになります。
抹消登記は自分自身でもおこなえますが、専門知識が必要なため司法書士に代行してもらうのが一般的です。
不動産売却時に抵当権抹消登記が必要な場合は、司法書士へ相談することをおすすめします。
②権利関係の相談
相続などで不動産を所有することになった際は、相続登記をしなければなりません。
被相続人(亡くなった方)のままでは不動産売却することはできないため、所有者を被相続人から相続人へ変更する必要があるからです。
登記は不動産の権利関係を示す重要な手続きなため、専門家である司法書士へ依頼するのが一般的です。
たとえば、一戸建ての相続登記をおこなう際、建物と土地が1つずつとは限りません。
敷地が2筆以上に分筆されていることもありますし、建物も母屋と物置が別に登記されていることもあります。
司法書士は、相続人から依頼された不動産だけでなく、被相続人の権利証などから不動産を特定しますので、登記漏れを防ぐことができます。
このように複雑な権利関係なども司法書士へ依頼すれば、スムーズに手続きをおこなってもらえる点がメリットです。
なお、司法書士へ依頼する際は、登記費用とは別に手数料が発生します。
費用は司法書士事務所によって異なりますが、数万円から数十万円かかることがあります。
なお、司法書士は自分で探すこともできますが、不動産会社がご紹介できる場合もあるでしょう。
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まとめ
不動産売却では、専門的な知識を要する場面が多いため、それぞれの疑問に適した専門家に相談することが大切です。
どこに相談したら良いかわからない場合は、まずは不動産会社にご相談ください。
不動産会社が専門家をご紹介することもご可能です。
名古屋市南区の不動産売却なら名古屋不動産売却センターへ。
南区のほかに、港区・天白区・緑区・瑞穂区を中心に名古屋市全体で幅広く提案が可能です。
不動産売却だけではなく、仲介や買取もおこなっておりますのでお気軽にご相談ください。