これから新築一戸建てを購入しようと考えている方に知ってもらいたいのが、オール電化とガスの違いです。
今回は、新築一戸建ての購入を検討している人に向けて、オール電化のメリットと注意点、ガス費用との比較をメインにお伝えします。
新築一戸建てでオール電化にするメリットや注意点は？
昔に比べ、新築一戸建てでオール電化を導入する人が増えてきています。
そのようなオール電化のメリットを、大きく分けて2つご紹介します。
1つ目のメリットは、ガスに比べると大規模災害時の復旧がスムーズであることです。
大きな災害が発生すると、ガスよりも電気の方が先に復旧する傾向があります。
オール電化であれば、復旧後、料理などをすぐ再開できます。
2つ目のメリットは、光熱費を管理しやすくなることです。
電気とガスの両方を使用していると、請求が別々なので、光熱費を管理する際に手間がかかります。
オール電化にすれば、光熱費を電気と水道代の2つの項目に絞ることができるので、家計管理がわかりやすくなりますね。
しかし、メリットが多いオール電化にも、注意点があります。
注意点の1つ目は、オール電化でも発火する可能性はあるということです。
電気はガスよりも安全性が高いと安心して、油断してしまいがちです。
しかし、オール電化だからといって火災と無縁というわけではありません。
例えば、IHクッキングヒーターの近くに金属類を置くと、異常加熱してしまい、火災の原因となる可能性があるので十分に気をつけましょう。
注意点の2つ目は、使用できる調理器具が限られていることです。
IHとガス共に使用できる調理器具もありますが、ガスしか使えない製品もまだまだ存在しています。
ガスキッチンから、IHキッチンのオール電化住宅へ引っ越しする際には、事前にチェックしておくと安心です。
新築一戸建てのオール電化とガスの費用を比較しよう
新築一戸建てで、オール電化とガスのどちらを導入するか迷った時に決め手となるのが、毎月の費用です。
オール電化は、ガスと比較して、月々の費用が安くなる傾向があります。
人によっては、ガスからオール電化に変えてから月5,000円程度費用が安くなることもあります。
電気はガスと異なり、契約プランを細かく選ぶことができるので、家庭の電力消費に合わせたプランを選べば、大幅な節約が可能です。
また、夜間の電気使用量が安い時にお湯を沸かしてくれる「エコキュート」を設置すれば、さらに月々の費用が安くなるでしょう。
まとめ
新築一戸建てを購入する際、オール電化を導入すると、月々の光熱費が安くなる可能性が高いでしょう。
しかし、オール電化では使用できない調理器具が存在するなど、注意点もあります。
今後、新築一戸建てを購入する時は、オール電化のメリットや注意点、月々の費用を比較しながら、オール電化とガスのどちらを選ぶか決めるようにしましょう。
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