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住宅購入で親からの援助はいくらまで非課税?注意点などもご紹介

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住宅購入で親からの援助はいくらまで非課税?注意点などもご紹介

カテゴリ:不動産の豆知識

住宅購入で親からの援助はいくらまで非課税?注意点などもご紹介

住宅購入を検討している際、理想の家を購入するためには、多くのお金がかかります。
理想の家を建てるためには、親から資金援助をしてもらって購入するのも1つの手段として考えられている方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、資金援助の頼み方や平均援助額、注意点などもご紹介していきます。

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親から援助してもらうときの頼み方や平均援助額はいくら?

親から援助してもらうときの頼み方や平均援助額はいくら?

住宅購入というのは、人生のなかでも1番の買い物となり多くのお金が必要となりますが、親にはなかなか頼みにくいとは思います。
数百万円から数千万円かかる場合、気軽に頼んでもらえる金額ではないのですが、断られない頼み方もご紹介していきます。

おすすめの頼み方①条件をだす

なかなか相談しにくい内容なのですが条件を出して借りる頼み方をしてみると、資金援助してもらえる可能性が高くなります。
投資の目的でで援助してもらうように話し、後から返すようにすれば両親も納得してくれるのではないでしょうか。
大事なのは、条件を出すときに金額を決めるのは当たり前なのですが、いつまでにいくら返済するのかを期限を決めておくのは、絶対条件と考えておきましょう。
親子の関係が良好であれば、返済はいつでも良いと言われても、返済期限を決めずに話を進めてしまうと信頼関係などが壊れかねません。
親からの平均援助額は約860万円で、かなりの高額となっているので高額な約860万円を返済していくとなると、家計が苦しくなっていくのが予想されるので、無理のない返済期限で話し合いましょう。
住宅金融支援機構によれば、全国の平均住宅購入価格は、土地付きの新築建売住宅で約4,200万円、中古物件の場合は約2,500万円で、全体の20~30%の費用分の資金援助を受けている結果でした。

おすすめの頼み方②地価が低いエリアにする

地価が低いエリアを選ぶ事によって、新築を建てるのにかかってくる費用が少なくなり、親から援助をしてもらいやすくなります。
価格が高い地価の特徴としては、駅から近い、人気の地区、日当たりの良さとなっています。
駅からの距離が近い場合、価格が高くなってしまう理由は、スーパーマーケットだったりさまざまな店舗や病院などが多く、生活の利便性があることで、将来的にも価格が下がりにくいのです。
小中学校の人気校区や津波の心配がなく、防犯や防災への関心が高いエリアの人気も高まっています。
日当たりの悪い土地では、昼間でも薄暗く、湿気やカビが発生しやすいので、日当たりの良い土地の方が値段も高くなるのです。
視認性や設計の自由度があがり、使い勝手が良いため、間口が広い土地の価格は高い傾向にあります。

住宅購入時の親からの援助はいくらまで非課税なの?

住宅購入時の親からの援助はいくらまで非課税なの?

両親や祖父母からお金を受け取る事になれば贈与税がかかるのですが、1年の間に受け取ったお金の合計が110万円以内の場合、贈与税はかからずに贈与税の申告も不要となります。
さらに、住宅購入、マイホームの取得、新築、増改築のためのお金を両親や祖父母から援助してもらうのであれば、住宅取得等資金贈与の非課税という制度を利用することが可能なのです。
住宅取得等資金贈与の非課税を適用する為には、贈与を受けた方が2つの条件をクリアしなければなりません。
1つ目が、贈与を受けた年の翌年3月15日までに贈与された金銭の全額を充てて住宅の・取得・新築・増改築をすることです。
2つ目が、取得・新築・増改築した家屋に、贈与を受けた年の翌年3月15日までに入居する。間に合わない場合は、遅滞なくその家屋に入居することが確実であることです。
条件をクリアしていれば一般住宅なら700万円まで非課税、さらに110万円の基礎控除と併用できるので、合計で610万円まで贈与税がかからない事になります。
取得・新築・増改築した家屋に、贈与を受けた年の翌年12月31日までに入居していないときは、この特例の対象外になるので注意しましょう。
たとえば、建物の完成や引渡時期が2022年3月15日より先の物件の場合、2021年中に契約し、契約時に支払う手付金を親から受け取ってしまうと非課税枠を利用できないことがありますので注意してください。
その他にも、直系尊属から金銭を贈与されたり、贈与を受けた年の1月1日現在で20歳以上であることや、贈与を受けた年の合計所得金額が2,000万円以下であることが要件になってきます。

親から援助してもらうときの注意点

親から援助してもらうときの注意点

援助してもらうのであればお金の贈与の問題が出てしまい、申告や書類の準備が必要となってくるので注意点を把握して防げる問題を起こさないように、確認していきましょう。

両親から援助で注意点①申告を必ず怠らない

申告をしなければよいと思ってしまう方が多いのですが、納税は必ず必須になってくるので申告するようにしましょう。
現金で贈与すれば問題ないと思っていても、実は税務署が調べればすぐにバレてしまうのです。
なぜなら住宅購入は大きなお金が必要になってくるので、残高がまったくといっていいほど減っていないのに多額の買い物をするようであれば、税務署にはバレてしまうのです。
現金の入手方法を納得のいくようにご説明できればまったく問題ないのですが、税務署の目を欺くことは不可能だと思ってください。
金額が少なかったり相続だったりでバレないわけもなく、いつか調査が入ってしまうので必ず申告をしましょう。

両親から援助で注意点②契約書を準備しておきましょう。

親子という身近な関係で援助してもらう事もあり、口約束だけでのお金の貸し借りをする方も多いのですが、契約書を準備しておいたほうが後からトラブルになる事も減ってくるでしょう。
贈与額を把握しておくための目的でも良いですが、税金のペナルティ対策にもなるので準備しておきましょう。
借用書を用意し、金利や返済期間、期日までに支払えなかったときの遅延賠償金額を決め、借用書の最後はお互いの署名と捺印が必要になるため、内容に問題がないか確認しておきましょう。

両親から援助で注意点③ペナルティの税金

贈与を受けているに申告をしない場合、無申告加算税、延滞税、重加算税など多くのペナルティの税金がかかります。
無申告加算税は文字とおりの意味となっていて、申告しなかった場合のみに加算されていくシステムの税金となっていて、納付すべき税金の10%から最大で40%までです。
納付すべき時期を逃して申告してしまったら延滞税がかかり、税率は決まってなく税率は毎年異なり、ほとんどは10%未満です。
1番重いペナルティは重加算税といって、虚偽の申告を厳しく取り締まることです。
例を挙げると、申告で提出した金額が全然違っていたり、贈与されたお金は住宅購入の目的とはまったく違う理由で使われてたりすることです。
その場合は、税率は最大で50%にもなり、申告するなら虚偽をつかないようにしましょう。

まとめ

親から資金援助をしてもらって住宅購入を検討している方は、両親だからと気軽にお願いするのではなく、かなりの大金なので頼み方をしっかり考えてお願いしましょう。
また、口約束で済ませてしまうのではなく、契約書を用意して返済期間を確認し合い、もし遅れてしまうような事になった場合はどうするのかを決めるようにしておくとトラブルにもなりません。
せっかく両親を説得したのに、後からペナルティでお金を払うようになってしまうようでは意味がないので、虚偽にも気を付けて申告しましょう。

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