名古屋市は「名古屋市災害対策実施計画 -誰もが安心して暮らせる減災都市名古屋-」を掲げています。
しかし、災害の被害を最小限にするためには住民全員がその対策について理解しておくことが重要です。
名古屋市が配信している防災アプリを上手く活用しつつ、日頃から防災意識を持つようにしましょう。
名古屋市の防災対策:災害時の対応は?どこへ避難したらいい?
身の安全を守るためにも、災害時の対応を理解しておくことはとても重要です。
名古屋市では「指定緊急避難場所」と「指定避難所」を区分して指定しています。
指定緊急避難場所は、災害の危険がある場所から緊急避難して命を守るための場所です。
自宅にとどまると命の危険がある場合や外出先で災害に遭遇した場合などに利用しますが、災害の種類によって最適な避難場所は異なります。
・洪水・内水氾濫:想定浸水深以上にある小・中学校の教室など
・土砂災害:土砂災害警戒区域にない小・中学校など
・津波:津波非難ビル
・地震の揺れ:広域避難場所/一時避難場所/公立小・中・一部の高等学校などのグラウンド
・大規模な火事:広域避難所
また、一部の区では土砂災害や津波の被害が想定されているため特に注意が必要です。
・土砂災害:千種・昭和・瑞穂・南・守山・緑・名東・天白区の一部
・津波:中川・港区全域/中村・瑞穂・熱田・南・緑区の一部
指定避難所は、自宅が被災して帰宅できない場合に避難生活を送る場所です。
避難情報が出た場合や、気象警報が解除され災害の危険がなくなったあとに順次移動します。
名古屋市内の指定緊急避難場所や指定避難所は、名古屋市のホームページで公開されています。
また、区ごとの指定緊急避難場所と指定避難所を掲載したマップや災害時に必要な情報を記載したリーフレット「ナゴヤ避難ガイド」も配布されています。
自分でできる災害対策として、必ず確認しておきましょう。
名古屋市の防災対策:「名古屋市防災アプリ」を使ってみよう
名古屋市防災アプリは、名古屋市内の防災情報を確認できる携帯版防災マップアプリです。
名古屋市の地震や洪水などの災害・防災情報はもちろん、災害時に交通機関が不通になった場合の徒歩での帰宅ルートを確認することができます。
また、現在位置周辺で災害が起こった際の被害想定や避難所情報が表示されます。
実際の写真とCGを合成した画像で確認できるため、直感的に方向や距離を理解することができます。
アプリを確認しながら実際に市内を歩いて、家族や近所の方々と防災について考えてみるのもおすすめです。
また事前に地図データをダウンロードしておくことで、災害時に通信機能が使えなくても自宅や避難所までのルートを確認できます。
アプリは無料で公開されていますので、ぜひダウンロードしてみてください。
まとめ
名古屋市の防災対策や災害時の対応、防災アプリについてご紹介しました。
災害は突然やってくるため、いざというときに慌てないよう日頃からしっかり災害時の対応について理解しておきましょう。
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