憧れの新築一戸建てが現実になったとき、どのように間取りにすべきなのか不安に思う方は多いのではないでしょうか?
家族それぞれのライフスタイルによって、最適な広さは変わってきます。
より良いマイホームを実現させるためには、どういった点を考慮すれば良いのでしょうか?
新築一戸建ての間取りの種類を示す記号の意味
新築一戸建ての理想の部屋割りを考える際には、色々な例を比較検討するために、間取り図を見ることが多くなるでしょう。
図を解読するためには、間取りの種類を示すアルファベット記号を、正しく理解する必要があります。
Lはリビング(居間)、Dはダイニング(食堂)、Kはキッチン(台所)で、英語の頭文字から取っています。
例えば、現代の3〜4人暮らしの主流となっている3LDKは、3つの部屋と、ひとつの部屋にまとまった「リビングダイニングキッチン」があるという意味になります。
間取りの種類によっては、他にはS(サービスルーム)という、納戸や書斎向けの窓のない部屋を指す記号(FやDENと表記されることもあります)や、SB(シューズボックス)、AC(エアコンの位置)といった記号がついている場合もあるでしょう。
また、人が入ることができるくらい広いWCL(ウォークインクローゼット)やCL(クローゼット)といった設備にも、記号が使われます。
家族に合った新築一戸建ての理想の間取りの決め方とは
新築一戸建ての間取りを決定するにあたっては、家族のライフスタイルや住む人数から考慮する必要があります。
今は二人暮らしだけれども、将来的に子どもを持つ考えのある夫婦であれば、子どもが一人の場合は3LDK、二人であれば3〜4LDKにされるのをおすすめします。
4LDKの広さがあれば、二人の子どもの性別が異なった場合でも、思春期を迎えた時に別々の部屋を与えてあげることが可能です。
すでに子どもが4〜5人いるような大家族の場合は、4〜5LDKくらいの広さを検討しましょう。
理想では、子ども一人一人に部屋をあげたいところではありますが、広い土地が必要になりますし、もちろん費用もかさみます。
性別の同じ子どもは一緒の部屋を使うようにしたり、小さな子どもは親と一緒に寝て、中高生の子どものみ個室にするなどの工夫が必要です。
そして、もしも将来的に両親の介護をされる予定をお持ちであれば、一階の玄関近くに1部屋プラスしておくのをおすすめします。
予算が許すのであれば、最初から家全体をバリアフリー化しておくことを検討してみるのも良いでしょう。
まとめ
建てた後、簡単に住み替えができない新築一戸建てのマイホームは、将来のライフスタイルを見越して間取りを決める必要があります。
想定にプラス1部屋しておくと、より長く住みやすい家にすることができるでしょう。
逆に予算やスペースが許さず、希望通りの間取りが難しい場合は、子ども部屋は共用にし、寝るときにだけ仕切りをするなどの、何らかの工夫を考えてみましょう。
家族みんなで話し合い、理想通りの新築一戸建てが実現できると良いですね。
新築一戸建ての購入を考えておられる方がおられましたら、お気軽にハウスコンシェルジュまでお問い合わせください。