新築一戸建ての購入を考えている方のうち、実際に物件を購入するにあたって、住宅ローンを利用する人の割合は、約4割だと言われています。
住宅ローンは、欲しい物件が見つかったときに預貯金が不足していたり、まとまったお金をすぐに用意することが困難なとき、そのメリットを最大限享受することができる方法です。
もちろん、住宅ローンを利用するには、事前に審査を受ける必要がありますが、そもそも住宅ローンの基本的なことも含めて、わからないことが多すぎて困惑しているといった声も聞かれます。
そこで今回は、住宅ローンを組んで新築一戸建てを購入するときのポイントや注意すべき点についてご紹介いたします。
新築一戸建て購入時に使える住宅ローンはどんな種類があるの?
新築一戸建てを購入するとき住宅ローンは、種類やタイプがいろいろあります。
上手に選べば、トータルの予算を圧縮することもできますが、選択を誤ってしまえば、逆に足が出てしまう可能性も。
代表的な住宅ローンは、公的機関による住宅ローン、民間金融機関による民間住宅ローン、住宅金融支援機構と民間金融機関が提携したフラット35が挙げられます。
これらの住宅ローンは併用もできますので、うまく組み合わせると返済の負担を軽減することが期待できます。
新築一戸建て購入時の住宅ローンは金利タイプを比較することが重要!
住宅ローンを選ぶ際には、上記で挙げたローンの種類に加えて、金利タイプについても比較し、無理のない返済プランを立てることが重要です。
金利タイプの種類は、固定金利型・変動金利型、固定金利と変動金利のミックス型があります。
たとえば、固定金利型の住宅ローンは、契約期間中に金利の水準が大幅に上昇したとしても、金利は変わらず一定であるため、毎月のローン返済額はずっと同じです。
固定金利型をご希望であれば、銀行の住宅ローンの長期間固定金利プランやフラット35がおすすめです。
対する変動金利型は、市場の動きに合わせて半年ごとに金利の見直しがされます。
変動金利型は、月々の金利が固定金利型と比べると低いのが特徴ですが、金利が上昇すれば、途端に返済額に占める利息の割合が高くなってしまいます。
そうなってしまえば、元金の返済額が減りにくいだけでなく、同じ返済額では利息を支払うことができず、「未払い利息」が発生するといった恐れも出てきます。
新築一戸建て購入時の住宅ローン!定率プラン・定額プランの違いは?
住宅ローンの手数料である定率プランと定額プランについても、比較していくことが必要です。
定率プランとは、融資額に対して2%であったり、1.5%といった形でかかってくる手数料のことを指しています。
したがって、借入金額が多くなるにつれて、その負担額は大きくなります。
一方、定額プランは金額が数万円と一見リーズナブルに思われがちですが、住宅ローン金利として別途0.2%ほど上乗せされてしまいますので、それらを合計すればトータルの支払額は負担増となり、実質的には割高感があります。
また、住宅ローン選びで、どうしても2~3つまで絞り込めたものの、そこから先の決定打に欠けるといったお悩みも出てくることでしょう。
そんなときは、店舗やATMが購入予定の新築一戸建ての近くにあるかどうか、などの条件から選んでみてもよいかもしれません。
なぜなら、何かあったとき店舗があればすぐに相談できますし、手続きを窓口で行なうことができ、入金の手間を省いたり、手数料の削減ができるからです。
まとめ
いかがでしたか?
住宅ローンは、人生で長く付き合っていかなければならないものです。
たしかに、固定金利型や定額プランを選べば、返済計画が立てやすくなり、余計なリスクを負う心配はありません。
しかし、金利の変動によるアドバンテージを受けることができないのもまた事実です。
選択肢はいくつかありますが、誰にでも当てはまる「正解」がないのが住宅ローンです。
新築一戸建ての購入を考える際は、あなたのライフプランに合致した最適な住宅ローンをご自身で選択するよう、じっくり検討してみてくださいね。
ハウスコンシェルジュでは名古屋市の新築一戸建てを取り扱っております。
住宅ローンのご相談もお受けいたしますので、新築一戸建て購入をご検討でしたらぜひお任せください。
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