家を購入するときに耳にすることの多い、設計住宅性能評価書とはどのような書類なのでしょうか。
設計住宅性能評価書とは、家の設計を公平な立場で評価した書類のことです。
今回は、家の購入をご検討中の方に向けて、設計住宅性能評価書とはなにかと取得の費用についてご紹介します。
家の購入時に取得できる設計住宅性能評価書とは?そのメリットは?
設計住宅性能評価書とは、全国共通のルールに基づいてその家の性能や構造などを数値で評価した書面のことです。
評価される項目は、耐震性、省エネ性、耐久性、環境、防犯、バリアフリー、耐火性などがあります。
地震や火災の際に、住宅がどのくらい被害を受けやすいのかを評価したり、冷房や暖房がどのくらい効くのかの断熱性能などもチェックされます。
もしもの災害のときに安心な家であるのか、住みやすい住環境が実現できているのかを、数値でわかりやすく知ることができるのがメリットです。
第三者の専門家が調査するので、素人ではわからない家の内部の状態まで、しっかりと把握することもできます。
また、設計住宅性能評価書が公布された住宅は、住宅ローンの金利優遇を受けることもできます。
フラット35よりも金利の低いフラット35sも利用可能で、フラット35を利用しない場合にも金融機関独自の金利引き下げもあります。
設計住宅性能評価書は家の設計図面から、評価をまとめた書類です。
そのため申請は設計前におこない、設計内容の評価が完了したら交付されます。
家の購入時に設計住宅性能評価書を取得するときにかかる費用は?
設計住宅性能評価書の取得には費用がかかります。
取得費用の相場は数万円から十数万円ですが、木造か鉄筋コンクリート造なのか、2階建か3階建なのかなどによって費用が変わります。
たとえば、木造の2階建の場合は60,500円、3階建は77,000円です。
さらに、性能評価の必須項目意外に任意の選択分野を増やすと、費用も高くなります。
住宅の性能評価には設計住宅性能評価書以外にも、現地調査を実施する建設住宅性能評価書もあります。
建設住宅性能評価書は現地調査を含むため、費用も高くなりますが、両方取得しておいたほうが、万が一のトラブルの際にも安心です。
まとめ
今回は、家の購入をご検討中の方に向けて、設計住宅性能評価書とはなにかと取得の費用についてご紹介しました。
設計住宅性能評価書とは、安心して住み続けることのできる家なのかを客観的な視点で評価した書類です。
一生に一度の買い物とも言える、大切なマイホームを購入するときは、是非取得を検討してみてください。
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