一戸建てを購入したら毎年必ず支払うことになるのが「固定資産税」です。
いったいいくらになるのか気になりますし、きちんと把握しておきたいですよね。
家を買う前に知っておきたい、一戸建ての固定資産税の計算方法と計算例をご紹介します。
さらに、地方税である都市計画税についても、いくらくらい払う必要があるのか併せてチェックしましょう!
一戸建ての固定資産税:35坪だといくらくらいかかる?
日本の一般的な2階建ての一戸建て住宅の平均坪数は35坪と言われています。
そこで、35坪の新築一戸建ての固定資産税がいくらになるのか計算してみましょう。
まず、固定資産税評価額(購入価格とは異なります)を調べます。
購入済みの物件であれば、売買時に売り主からもらった「固定資産税課税明細書」を確認してみてください。
固定資産評価額が判明したら、固定資産税の計算式(固定資産評価額×1.4%=固定資産税)にあてはめます。
例えば、
●土地:25坪 2,000万円/建物:35坪 1,000万円
と仮定した場合、
▼土地:2,000万円×1.4%=28万円
▼建物:1,000万円×1.4%=14万円
と計算でき、土地の固定資産税は28万円、建物の固定資産税は14万円の合計42万円であることがわかります。
ここから住宅用地の軽減措置と新築住宅に対する軽減措置を適用すると、土地は固定資産評価額を1/6に、建物は固定資産税そのものを1/2として計算できます。
すると、土地が4.6万円、建物が7万円となり、実際に支払う固定資産税の額は合計11.6万円となるのです。
一戸建ての固定資産税:気になる!都市計画税はいくら?
一戸建てを購入した場合、固定資産税以外に、一部の地域では「都市計画税」も課税されます。
都市計画税とは、都市計画事業・土地区間整理事業の費用にあてるために徴収される税金です。
もし購入した一戸建てが「市街化区域内」となっていれば、都市計画税を納める必要があるのです。
「市街化区域内」かそうでないかは、自治体のホームページを確認したり、直接窓口で問い合わせてみたりするなどして、しっかり確認しておきましょう。
では、都市計画税はいくらになるのでしょうか?
都市計画税の計算式(固定資産税評価額×税率0.3%以下)にあてはめて求められます。
税率が0.3%以下となっているのは、地方税である都市計画税の税率が各市町村によって異なり、上限0.3%と決められているためです。
ただ土地に関しては、その土地を住宅として使用する場合は軽減措置がとられ、200㎡までの部分は固定資産評価額を1/3に、200㎡を越える部分は固定資産評価額の2/3をもとに計算するため、それほど負担になる額にはならないはずです。
まとめ
固定資産税や都市計画税は、いくらくらい支払う必要があるのか、自分で計算できます。
住宅の場合、軽減措置が適用されるため、実際に計算してみると固定資産税・都市計画税ともに、意外と少なく思えたのではないでしょうか?
ただし固定資産税と都市計画税は、毎年納める必要のある税金です。
税額を把握して毎年きちんと予算を組んでおくことが大切ですね。
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