マイホームに住み始めると意外と負担になるのが、住宅ローンの支払いとは別に必要な、家の維持費です。
今回は、新築一戸建ての維持費について、一体何にどのぐらいの費用がかかるのかをご紹介します。
新築一戸建ての維持費①どんな費用がある?
新築一戸建ての場合、維持費は主に以下の5つの項目に分けられます。
・固定資産税
・都市計画税
・修繕費
・保険料
・自治会等の費用
これらがいったいどんな内容なのか、項目別にご紹介していきます。
新築一戸建ての維持費②:内容とは?
<固定資産税>
固定資産税は、土地と建物に対して算定される税金です。
毎年支払う必要があり、納税すべき額は「課税標準額(固定資産評価額)×1.4%(標準税率)」で算出されます。
標準税率は市町村によって変わるため、住む地域の税率を確認することがおすすめです。
また、固定資産評価額は3年に1度見直され、経年劣化とともに評価額も低くなっていくため、支払う税金は少しずつ減っていきます。
<都市計画税>
都市計画税は、都市計画事業や土地区画整備事業に必要な税金です。
「課税標準額×上限0.3%」で算出され、固定資産税といっしょに納税します。
<修繕費>
家が年数の経過、または災害などで劣化・損傷した場合、必要になるのが修繕費です。
マンションでは修繕積立金として決められた金額を支払っていきますが、一戸建ての場合は、自分で修繕に備えて費用を積み立てておく必要があります。
<保険料>
新築一戸建てを購入した際は、災害に備えて、火災保険や地震保険などにも加入しておく必要があります。
保険料は平均で年間10,000〜20,000円ほどで、住宅ローンを組む際に、保険の加入が義務付けられているケースもあります。
<自治会費用など>
一戸建ての場合、その地域の自治会費などがかかることが多いです。
年会費は地域によって異なりますが、数千円のところもあれば数万円というところもあり、地域のお祭りや防犯活動などの際には、別途寄付金を納めることもあります。
新築一戸建ての維持費③:いくらぐらいかかる?
一戸建ての維持費は、30年間で約1,000万円程度が平均的な金額の目安です。
マンションの場合、同じ価格帯の物件でも維持費は倍ほどになります。
また、賃貸物件に住み続けるとコストはさらに高くなるため、維持費が必要であっても、一戸建てを購入するほうがお得だと言えます。
まとめ
新築一戸建ての場合、保険料や自治会費などさまざまな維持費がかかります。
しかし、マンションや賃貸と比較すると決して高いわけではないため、購入の際には維持費のことも含めて、検討してみてはいかがでしょうか。
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