名古屋市では新築一戸建ての購入にあたり、ZEHとエネファームに対して補助金を交付する制度があります。
市は住宅の低炭素化を促進しているので、市の推奨するシステムを利用して住宅を建てれば、助成を受けられるのです。
今回は名古屋市の補助金や補助対象設備などについてご紹介していきますので、名古屋市で新築一戸建ての購入を検討中の方は、ぜひ参考にしてくださいね。
名古屋市の補助金:補助対象ZEHとは何?
名古屋市では「ZEH」の住宅に対して120件を対象に1件当たり20万円の助成をしています(昨年度)。
読み方は「ゼッチ」といい、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略称。
年間の住宅エネルギー消費量が0になることを目指し、高効率の設備や高断熱な資材によって室内環境の質を省エネルギーで保ち、さらにエネルギーを作り出す住宅をZEHといいます。
つまり、外気温に左右されにくい造りの住宅に、発電システムが備わった省エネ住宅です。
ネットは「正味」を意味しますので、「だいたい0エネルギーの住宅」と覚えてしまえば理解しやすいでしょう。
光熱費を抑えて快適に生活でき、なおかつ、環境に優しい住宅なのです。
名古屋市の補助金:補助対象エネファームとは何?
名古屋市はエネファームを設置する住宅にも助成しており、補助金額は1件あたり3万円で、補助件数は500件までです(昨年度)。
エネファームは「家庭用燃料電池」のことで、水素と酸素から電気と熱を作り出します。
テレビCMなどで目にしている方は多いのではないでしょうか?
都市ガスやLPガスから取り出した「水素」を空気中の「酸素」と化学反応させて電気をつくる仕組みで、化学反応の過程で発生する熱は湯を沸かすエネルギーとして利用します。
大規模発電所から送られてくる電気と違って、送電ロスや利用されない熱がなく、エネルギーを有効利用できるのが特徴です。
エネルギーをつくる場所と使う場所が同じなのでロスなく効率がよいのも頷けますね。
エネルギー消費量の低い住宅に、送電されるより少ないエネルギー利用で生活をおくれるので、石油や天然ガスなどの一時エネルギー使用量を削減できます。
併せてCO2も削減できるので、名古屋市が促進する低炭素住宅につながるのです。
まとめ
名古屋市で補助金がでる「ZEH」と「エネファーム」は、地球に優しいだけでなく、住まう環境を快適にしてくれます。
今年度の補助金募集は締め切られているので、これから新築一戸建てを購入する方は、来年度の募集に申請してくださいね!
私たちハウスコンシェルジュでは、名古屋市の新築一戸建てを豊富にご用意しております。
不動産購入の際は、ぜひお気軽に当社までお問い合わせください。