新築一戸建てを夢見る人は、頭金の用意をどれくらいと考えているでしょうか。
昔と違い、最近では自己資金がなくても家を買う人が増えています。
頭金なしで新築一戸建てを購入するリスクを具体的にご紹介します。
頭金なしでもOK?新築一戸建て購入にかかる費用
マイホームは一生に関わるとても大きな買い物です。
新築一戸建てを購入しようとしている人の多くは、住宅ローンを組むのではないでしょうか。
低金利の現在、頭金が貯まるのを待たずに急いだ方が良いのではないかと考える人も少なくありません。
審査に通れば物件価格の全額を借り入れできる金融機関も多いことから、若くて貯蓄がない人でも念願のマイホームを手に入れる夢を叶えやすいのも事実です。
頭金を貯める間にも賃貸物件の家賃は毎月払っていかなければなりませんし、若くて体力のあるうちに買いたいと思うのは当然のことかもしれません。
しかし、新築一戸建て購入にかかるお金は家の代金だけではないことを知っておく必要があります。
頭金なしで住宅ローンが組めても、家を購入する際には必ず払わなければいけない諸費用があります。
諸費用には仲介手数料、登記費用、ローン保証料、ローン手数料、火災保険料、固定資産税積算金などで、平均すると物件価格の約一割程度が必要です。
他にも印紙代や引越の費用、新築一戸建ての部屋のカーテン代や家具にかかる費用などを現金で用意しなければならないですよね。
新築一戸建ての購入と同時に将来設計もすることが大事
何十年も払い続けることが多い住宅ローン、せっかくのマイホームに住み続けるためにも、将来の返済計画はきちんと立てておく必要があります。
新築一戸建ての購入価格とローン総額は大きく違いますから、自分が何年でいくら返済するのか、月々の返済に無理はないかなど、しっかりと把握してください。
子どもの進学時期などは普段よりお金がかかるうえ、将来的な収入の上昇が必ずしも保証されたものではないと予測しておく必要もあるでしょう。
返済をしながら、家計に余裕を持たせ、貯蓄することも大切です。
もしも家を手放さなければならない事態に陥ったら、売却益で住宅ローンの残債を精算しなければなりません。
売買代金で住宅ローンの完済ができない場合に備えて、繰り上げ返済や貯蓄は必要です。
まとめ
マイホームは大きな夢かもしれませんが、それと同時に住宅ローンは大きな借金です。
返済を滞れば大切な家を手放さなければなりませんし、さらに借金を重ねる結果にもなりかねません。
頭金なしで借り入れても購入できる家か、将来にわたるシミュレーションをしっかりしましょう。
ハウスコンシェルジュでは、仲介手数料無料の新築一戸建ても取り扱っておりますので、費用を抑えたい方は是非ご検討ください。