不動産購入をスムーズに進めるためには事前に流れを知っておくことが必要です。
また、購入の流れでは都度注意点が出てくるため、こちらについても知っておくことが必要になります。
そこで、ここでは不動産購入の流れと注意点について解説していきます。
とくに重要である内覧についても解説していますので、不動産購入をお考えの方は、ぜひご確認ください。
\お気軽にご相談ください!/
弊社へのお問い合わせはこちら不動産購入の流れは5つのステップで!
不動産購入の流れは大きく分けると5つのステップで考えることができます。
5つのステップとはどのような流れであるのか、それぞれで何をおこなうのかについて確認していきましょう。
ステップ①不動産探し・不動産決め
まず、不動産購入をするには最終的に購入する不動産を1つに絞ることが必要です。
そして、不動産探しは以下の作業によっておこなっていきます。
●情報収集
●問い合わせ
●不動産見学
●絞り込み
まず、情報収集は希望のエリアや設備などがある不動産を収集することが必要です。
近年では不動産ポータルサイトが充実しており、インターネットでたくさんの情報が収集できます。
最初は大まかな希望条件から始め、徐々に細かい条件へと変えていくことで情報収集をしていきましょう。
次に、希望を満たしている不動産をいくつか見つけた後には問い合わせが必要です。
インターネットだけで分からないことがあれば遠慮せずに問い合わせをおこないましょう。
また、インターネットの情報と実物では感じ方などが異なるため、問い合わせ時に不動産見学の旨を伝えることもおすすめです。
最後に、複数ある候補のなかから最終的に購入する不動産を決定します。
ステップ②購入申し込み・事前ローン審査
最終的に購入する不動産を決めたのちには実際に購入の申し込みをおこないます。
この際、新築マンションなどでは先着式や抽選式であることがあるため、購入する不動産それぞれでどのような申し込みが必要であるのかを確認しておきましょう。
また、契約によっては購入の意思を表す申込証拠金の支払いが必要な場合があります。
申込証拠金は2万円~10万円ほどが相場となっていますので、申し込み時に準備しておきましょう。
申込証拠金は売買契約時には手付金の一部として充当されることもご認識ください。
そして、申し込みと同時に住宅ローンの事前審査を受けることが一般的になっています。
住宅ローンの事前審査とは住宅ローンの契約が可能か大雑把に判断することです。
ここで、住宅ローンの借り入れ額が多かったり収入とのバランスが取れていなかったりすると事前審査によって住宅ローンがとおりにくいことが判明します。
購入前から無理のない資金計画を立てておきましょう。
ステップ③売買契約の締結
購入の申し込み後は実際に売買契約の締結をおこなっていきます。
先ほどは申込証拠金の支払いが必要でしたが、ここでは手付金の支払いが必要です。
手付金は不動産購入額の5~10%ほどが一般的になっています。
不動産購入額から手付金の額をご計算ください。
また、売買契約の締結時には不動産に関する情報がたくさん説明されます。
重要事項説明書と売買契約書は全文をしっかりと確認することが重要です。
もし、不明な点がある場合は売り手や不動産会社へ都度質問をおこなっていきましょう。
ステップ④住宅ローンの申し込み
売買契約を締結した後は住宅ローンの本申し込みをおこなっていきます。
契約書への記入や必要書類は住宅ローンを契約する金融機関によって異なるものです。
事前審査の段階でどのような書類などが必要であるのかを質問しておきましょう。
また、近年では住宅ローンの種類もたくさんあるため、どの種類が適しているのかも判断が必要です。
ステップ⑤決済・引き渡し
流れの最後は決済・引き渡しになります。
決済は不動産購入額を支払うことであり、購入価格から手付金を引いた値が支払う金額です。
支払いは現金と銀行振り込みの両方がありますが、不動産の購入額は比較的大きな金額であるため銀行振り込みが一般的になっています。
そして、決済が終わると不動産の引き渡しがなされます。
引き渡し時には鍵の受け取りや所有権移転登記などもおこなうため、最後までしっかりとおこなっていきましょう。
不動産購入はこのような流れでおこなっていくことが一般的です。
不動産購入での注意点
不動産の購入はいくつかの注意点を意識しながら進めていかなければなりません。
そこで、本記事では代表的な注意点を2つほどご紹介します。
不動産購入はぜひこれらの注意点を意識しながらお進めください。
注意点①災害リスク
日本は地震や台風などの被害を受けることが多い国土です。
そのため、不動産を購入する前にその不動産の災害リスクを確認することが重要になります。
不動産における災害リスクは主に以下のものから判断することが可能です。
●ハザードマップ(リスクの高い立地でないか)
●耐震強度(建築基準法に準じているか)
●築年数(新耐震基準の適用である1981年6月以降の建築物であるか)
これら基準は購入前からしっかりと確認しておくことをおすすめいたします。
また、ハザードマップに関しては2020年度6月以降は売り手が買い手に説明をしなければならない義務が付けられました。
説明を聞き、立地はどのようになっているのかしっかりと理解していきましょう。
注意点②瑕疵担保責任
瑕疵とは傷や欠陥のことを指す言葉であり、不動産においては雨漏りや過去の事件などが当てはまります。
そして、売り手は不動産に瑕疵がある場合は買い手に説明をしなければなりません。
もし、引き渡し後に知らなかった瑕疵を見つけた場合は買い手へ費用請求や契約破棄などをすることができます。
問い合わせ時や契約時に瑕疵があるか、ある場合はどのような内容であるのかをしっかりと確認しておきましょう。
不動産の購入前におこなう内覧とは?
一般的に、不動産の購入前は内覧をおこないます。
この内覧は引き渡し後に快適な生活を過ごしていくうえで欠かせないものです。
内覧の意味や内覧をおこなう重要性について確認してみましょう。
内覧とは
内覧とは実際に不動産を見学することです。
つまり、前述のステップ①にあった「不動産見学」が内覧と呼ばれます。
また、内覧を内見・内部見学・室内見学と呼ぶこともあり、名称はその都度変わってしまうのです。
もし、内覧以外の言葉が使われていても、不動産の見学という意味は共通であることを認識しておきましょう。
内覧の重要性
内覧の重要性はインターネットによる情報との差異を確認することです。
不動産の情報・状態はインターネット上に写真などで掲載されています。
しかし、実際に目で見てみると感じ方が違うといったことは少なくありません。
そして、それが購入後に分かってしまうとトラブルとなってしまうかもしれませんよね。
何より、気持ち的に良いものではないかと思います。
内覧をおこなうことでこれらを防ぐことができる点から内覧は重要です。
特別な理由がない限りは内覧をおこなっていきましょう。
まとめ
今回は不動産購入の流れと注意点について解説しました。
不動産の購入は大きな買い物であるため、慎重におこなうことが必要です。
本記事で解説した流れや注意点を認識しておき、不動産購入を適切に進めていきましょう。
もし、不動産購入の流れで不明な点などございましたら、弊社へお気軽にお問い合わせください。
\お気軽にご相談ください!/
弊社へのお問い合わせはこちら