不動産売却はできるだけ高く早く済ませたいもの。
一戸建て住宅や中古マンションなどの住宅の売却では、安心・安全な取り引きをおこなうためにもインスペクションを活用するのがおすすめです。
この記事では、インスペクションをおこなうメリットや費用相場などをまとめてご案内していきます。
インスペクションとは?不動産売却におすすめの理由とは?
まず、インスペクションやホームインスペクションとは、中古住宅を対象にした建物状況調査のこと。
2022年3月現在は実施が法律で義務づけられているわけではありませんが、2018年4月の法改正により、不動産会社からの建物状況調査制度の説明と希望に応じた斡旋が義務化されました。
インスペクションの目的は、一次的インスペクションとなる既存住宅現況検査、ニ次的インスペクションの既存住宅診断、性能向上インスペクションの3種類。
不動産売却をすすめる売主にとって、インスペクションは中古住宅の価値を確認して証明するもの、売却後のトラブル防止につながるものとなります。
不動産売却でインスペクションを活用するメリットとは?
法律で実施が義務化されているわけではないものの、中古住宅市場の拡大とともの需要が増えているインスペクション。
インスペクションは、買主・売主の双方にとって売却後の思わぬトラブルの防止策となる点、物件の本来の価値が見極められる点、中古住宅市場におけるインスペクション済というブランディングが図れる点などがメリット。
住宅としての欠陥を事前に把握することができたり、双方が安心して取り引きができる規準のひとつとなったりするため、近年ますます注目が高まってきています。
また、目に見えづらい住宅の瑕疵をしっかりと把握できるというメリットもありますので、ぜひ活用してみましょう。
不動産売却におけるインスペクションにかかる費用
インスペクションは、既存住宅状況調査方法基準にしたがって既存住宅状況調査技術者の資格を持つ建築士によって実施されるもの。
そのため、インスペクションの実施には費用が発生します。
通常は、4〜6万円ほどの基本料金に、1万円ほどの報告書作成料金、1~8万円ほどのオプション料金がプラスされます。
基本料金での調査では、一戸建て住宅の床、屋根裏、基礎部分などの調査などをおこなわないこともあるため、依頼前に、調査にかかる費用と調査内容の確認を徹底しましょう。
まとめ
専門家が専門的な知識に基づいておこなうインスペクションは、中古の不動産売却においてとてもメリットが大きい住宅診断のひとつです。
買主にとってもメリットがあるものなので、不動産売却を検討している方はぜひ検討してみましょう。
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