戸建てを購入するときの悩みとして多いものが、注文住宅と建売住宅のどちらを選択するかについてです。
それぞれにメリットとデメリットがありますから、違いを比較して、自分に合っているほうを選びましょう。
今回は、新築戸建ての購入を検討している方に向けて、注文住宅と建売住宅の特徴などを比較しながらご紹介します。
注文住宅と建売住宅を比較してみよう!①違いはどのような点?
2つの大きな違いは、「自分の土地に家を建てる」か「土地付きの家を買う」かです。
注文住宅は、所有している土地に家を建てます。
そのため、土地がないときは、まず購入する土地探しから始めることが必要です。
一方建売住宅は、すでに建築されている家を土地ごと買います。
もし工事前だとしても、設計に関してはすでに決まっている場合が多いでしょう。
注文住宅と建売住宅を比較してみよう!②それぞれのメリットについて
注文住宅のメリットは、自分好みの家を建てられることです。
間取りや外観デザインなどを選びながら決められるため、オリジナルの住宅を建てられます。
すべて自分で決める「フルオーダー」と、ある程度の決められた範囲から選ぶ「セミオーダー」があり、予算やこだわりの強さなどによって選択できることも魅力です。
建売住宅のメリットは、価格の安さでしょう。
まとまった土地に仕様が似ている複数の住宅を建てるため、資材購入のコスト低下や工事の効率化を図れるからです。
また、すでに完成している住宅の場合は、入居までの時間がかからないこともメリットです。
注文住宅と建売住宅を比較してみよう!③デメリットはどのような点?
注文住宅のデメリットは、時間がかかることでしょう。
所有している土地がない場合は、まず土地探しが必要です。
設計などの内容について決定するまでにも数回の打ち合わせが必要で、手間や時間がかかります。
自由度が高い分、予算とのバランスを考えながら決めないと、予算オーバーしてしまう可能性もあるでしょう。
建売住宅は、間取りや設備を変更できないことがデメリットです。
「ここはこうしたい」と希望があっても、反映できない場合が多いでしょう。
また、すでに完成している住宅は、建築過程を自分の目で確認できません。
しっかりとチェックしたい場合は、建売住宅でも建築前の物件を選ぶとよいでしょう。
まとめ
注文住宅と建売住宅は、それぞれに特徴がありますから、しっかりと把握しておきましょう。
どちらがおすすめかについては一概には言えず、自分のこだわり具合や入居までにかけられる時間などによって変わります。
ですから、まず自分が重視したいポイントをきちんと考えて、その結果に合わせて選びましょう。
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