今回は、マイホーム購入を検討している方への参考情報として「マイホームの頭金」について解説します。
まずは頭金の概要についてご紹介し、用意する頭金の相場はどのくらいなのか、頭金に関する注意点にはどのようなものがあるか、それらについてもご説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。
「マイホームの頭金」とはどういうもの?
頭金とは、住宅ローンを利用してマイホームを購入する際に、はじめに自己資金として用意する現金のことで、この頭金は物件価格の一部に充当されます。
物件価格の一部に充当されるお金といえば「手付金」もありますが、手付金は物件価格の一部に充当されるお金という前にまず「売買契約の成立を証明するためのお金」という意味合いが強く、たとえば契約後にマイホームの購入をキャンセルした場合は、手付金は放棄しなくてはなりません。
まずは売買契約の成立を証明するお金として使われ、のちに頭金の一部ともなる、それが手付金なのです。
マイホーム購入における頭金の相場とは?
マイホーム購入の際に用意できる頭金が多ければ多いほど住宅ローン借り入れ額が少なくできるので「頭金は多く用意できるほうが好ましい」というのは基本ではありますが、一般的な頭金の相場は1~2割程度、といったところです。
事実、2020年8月に住宅金融支援機構が発表した「2020年度フラット35利用者調査」においても、頭金(自己資金)の平均について以下のような結果が出ています。
●注文住宅:619.0万円(17.5%)
●土地付注文住宅:440.5万円(10.0%)
●建売住宅:247.3万円(7.1 %)
●マンション:758.1万円(16.7%)
建売住宅は1割未満ですが、それ以外はすべて1~2割の相場範囲内になっていることがわかります。
マイホームの頭金支払いに関する注意点とは?
まず最初の注意点としては、頭金とは別に、仲介手数料や印紙税・登記費用司法書士への報酬などの諸費用が必要なことが挙げられます。
そしてもうひとつの注意点としては、手持ち資金の多くを頭金に回してしまうと、あとから別の急な出費などで困ることがあるという点です。
頭金は多ければそれに越したことはありませんが、ほかにかかる費用や突然の出費に備えて、多少の蓄えは残しておくようにしましょう。
まとめ
今回はマイホーム購入の際の頭金についてご紹介しました。
住宅ローンの返済が苦しくならないよう、頭金は相場程度は用意したいところです。
ただし、あまりに頭金を捻出してしまうと、あとから思わぬ出費で困ることにもなりかねませんので、そこはバランスを考慮し蓄えを残しておきましょう。
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